ギフトやプレゼントに喜ばれる最高級錫器
京都の作家が創る錫器の専門店【錫右衛門】
数量限定となっています。
錫右衛門の取り扱い商品は、作家が一つ一つ手作りしております。そのためひと月に制作できる数量が数十個までと限られています。
また、ご注文頂いてから最終仕上げを行って完成品をそのままお届けしますので、お申し込みから発送まで10日以上掛かる場合がございます。
お急ぎの方は日数に余裕を持ってお早めにお申し込み下さい。
錫作家・小泉均
錫の特性を十分に生かし、それでいてデザイン性のある器をつくる作家は、日本でも多くはありません。
銅器鋳造工房の家に生まれ、幼いころより鋳造に興味をもち高校卒業後から、ごく自然に家業の鋳造工房で働くことになりました。鋳造というのは、溶かした金属を型に流し込み、加工する手法のことです。経験と繊細な技術力を要し、日本では仏像制作を主目的として、古代から受け継がれてきた伝統的な技法です。小泉氏が生み出す錫器の原点には、鋳造技術で鍛えられた確かな技術が息づいているのです。
錫作家・小泉均
機械による工業製品や多数の職人の分業による大量生産とは異なり、月に数十個しか制作できない少量生産で高品質を保つ、希少性の高い商品です。
また、素材である純錫(スズ)もこだわっています。同じ錫器といっても錫に複数の金属を混ぜ合わせた合金の錫製品もありますが、錫右衛門の作家は純錫にこだわっています。
錫右衛門で使用している錫は、純度99.9%の錫です。よく「100%ではないのか」というご質問を頂きますが、100%にするには研究室など特別な環境化でなければ実現不可能なのです。
それは、純錫に独特の輝きがあるからです。控えめな輝きですが光の具合によってさまざまな表情を見せてくれる不思議な魅力があります。
作家に言わせれば「いつまでもイメージどおりの輝きを保ってくれる」のが純錫というわけです。
粘りがあるのも純錫の特長。そのため、多様な形に変化させることができます。
これが、思いもよらない表現を可能にするといいます。
また、柔らかいため、きめ細かい表面やデザイン性のある模様を表現できる利点もあります。純錫は繊細な形を表現する砂型と相性がいいというわけです。
錫の器をつくる方法はさまざまありますが、砂型を用いるのは日本でも珍しいといいます。
また、特に酒器などの飲み口は、口が触れるデリケートな部分ですが、なめらかな口あたりにするため、時間をかけて仕上げを行っています。
錫の器って取り扱いが難しいんじゃないの?と思われるかもしれませんがそんなことはありません。他の食器と同様に使用後は洗剤で水やぬるま湯でよくすすいで頂ければOK です。
ただし、表面が傷つく恐れがありますのでタワシや研磨剤の入った洗剤は使用しないで下さい。
あと、直火、電子レンジ、冷蔵庫はご使用になれませんのでご注意下さい。
以上の点にご注意いただければ普段使いでも末永くお使いいただけます。
また、時々柔らかい布などでお手入れをしていただければ、いつまでも艶のある光沢が保たれます。