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錫に「毒性はないの?」と心配される方に
錫の安全性についてご説明します。
錫に「毒性はないの?」と心配される方に
錫の安全性についてご説明します。
まず、
錫は毒性のない金属として世界中で
昔から食器などに使われてきた金属です。
空気中でも水中でも錆びることはありませんし、
毒性のある物質が飲み物やお料理に付着するということもありません
安心してお使いいただけます。
それでは、なぜ
錫に毒性があると心配されることがあるのでしょうか?
錫が健康に悪いという誤解を生んでいる可能性の高い
現象についてまとめてみました。
錫に限らず、さまざまな金属の採掘現場などで長期的に作業する
採掘員に粉塵被害(塵肺)があったようです。
ちなみに現在は環境が整ってそのようなことは無いようです。
良かった。
有機スズがいわゆる環境ホルモンとして有害であることは
よく知られていますが、これは人工的に作られた化学物質で、
日用品に使われている錫(無機錫)とは基本的に無関係な物質です。
錫に不純物として鉛が混じっている場合、
錫に問題はなくても鉛が有害となる場合があります。
実際に、その昔、加工をしやすくするために
錫に微量に鉛を含ませた工業製品があったようです。
もちろん、現在は鉛を含んだ合金は食品衛生法により
食器など口に触れる器などの素材として使用されることはありません。
また、現在もマレーシアなどの錫製品(ピューター製品)の
お土産品などに英語で「食用に使用しないで下さい」との表記が
あることもあるようですが、これは鉛が含まれているからです。
海外の粗悪な錫製品には現在も鉛が含まれている可能性が
ありますので特にアジアで購入された場合はご注意いただくことを
おススメします。
ここまで
錫に「毒性があるのでは?」と心配される方や
そのように聞いたことがあるという方が誤解されている
原因と思われる事柄についてご紹介して来ました。
如何だったでしょうか?
原因が分からず、
少しでも不安なことがあると
せっかくの楽しいショッピングも台無しですよね。
錫右衛門でもこういった記事を詳しく
書こうかどうか迷いました。
しかし、錫右衛門に興味を持って下さった
皆さんに、安心して錫右衛門の
錫の酒器やタンブラーなどの
錫器をお選びいただきたいとの思いから
このような内容を書かせていただきました。
また、何かご不明点やご不安な点などがあれば
お気軽に錫右衛門までお尋ね下さい。
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